8月 12th, 2015
全ての病院において定員ぎりぎりの人数でやっているのかどうかはわかりませんが、産休などの制度があっても実際に産休に入る看護師さんとしては、肩身の狭い思いをしている人が少なくないようです。余裕のあるスタッフ数で職場を回しているのであれば、普段から有給を取ることも連休を取ることもできます。しかしながら、実際の看護師さんたちの現場では有給を取りたくても取れなかったり、連休なんて周りの目があるから取れない、というのが本当のところだと思います。せっかくの権利を気持よく利用できない環境というのでは、やはり出産した後も同じ病院で勤務したいと思う気持ちがあったとしても、その後の育児との両立のことなどを考慮すると、転職という答えを導き出さざるを得ないのでは?と感じてしまいます。
正直なところ、他のスタッフにしわ寄せが来ない仕事でも、子どもの病気等で休んでしまうと、やはりいい顔をされないことが多いようです。何度か続いたり、入社したてという時期なら退職せざるを得ないこともあるかもしれません。そういったことを考えると、やはり一人の看護師に対しての担当患者が割り当てられている職場では周りに迷惑がかかるということもわかります。ですが、しわ寄せがくるから長期休暇を取る人に対して嫌な顔をしたりすることは、せっかくの権利を使えない状況にしているばかりでなく、自分自身もせっかくのこうした権利を使いにくくなります。長期休暇を取得する同僚に対して、もっとおおらかな気持ちでいられるような職場環境を作ることも必要なのかもしれません。
8月 12th, 2015 |
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8月 4th, 2015
福利厚生が手厚く、産休に育児休暇などがしっかりと取得できる企業はまだまだ少ないと言えます。これが中小企業だったり、個人の会社となると産休や育児休暇などの福利厚生自体が無いことも多いです。実際、仕事をしている女性が出産後も同じ会社で継続して勤務するケースは少ないのではないかと思います。ほとんどの女性が妊娠した時点で退職するか、出産ぎりぎりで退職するか、という羽目になることが多いようです。そして、産後は違う会社への転職を余儀なくされます。結婚して出産後も仕事を変わりなく続けていきたいと考えている女性なら、将来の仕事を慎重に選ばなくてはいけません。産後のブランクがある状態での復職というのは、転職であればなおさら、条件の良い職場で働くことができる可能性は少なからず減っているからです。
そういった意味でも、看護師という職業はベストな仕事かもしれません。もちろん、小さな個人院だったりすると福利厚生で育児休暇までも取得は難しいですが、大きな病院ではそういった制度がしっかりしている場合が多いのです。そして、院内保育など、産後の復帰に関しても働きやすい環境を作ってくれている施設も、一般の企業に比べればたくさんあります。夜勤など、勤務に関しての不安が残る部分もあると思いますが、生涯を通して続けていくことのできる仕事ではないかと思っています。何よりも、女性でありながら年配になっても働くことができる点が他の仕事とは違う部分です。現在企業勤めで、将来は院内保育で子供を預けたいと考えている方は、今のうちに環境が整っている看護師に転職するのが良いかもしれません。
8月 4th, 2015 |
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